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適度な運動とは、穏やかに行う連続的な全身運動のことで、
効果的な運動を行うためには、短時間の適度な運動を
積み重ねていくことが大切なのです。
1日に3回、10分速く歩くのと、1日1回、30分速く歩く
のとでは、ほとんど同じ効果があるので、
忙しくて運動する時間がとれないという人でも、
短時間の運動を1日に何度か行えばよいことになります。
やっていくうちに、運動時間を長くしたり、
回数を増やしていけば、少しずつ慣れるようになります。
飽きずに続けることができるように、毎日違った運動や
エクササイズをやってみるなどの工夫をするのもいいですね。
適度な運動の積み重ねは、ダイエットだけでなく、
心臓病や高血圧、大腸がん、糖尿病などの慢性病の予防にも
役立ち、、ストレス解消にもつながります。
バランスのとれた食事と適度な運動を行うことによって
健康的にダイエットを成功させましょう。
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運動には、酸素を取り込みながら長時間行なう有酸素運動と
酸素を使わずに一気に運動や動作を行なう無酸素運動があります。
健康的にダイエットを行なう場合、ジョギングやサイクリングなど
呼吸を整えながら行なうタイプの有酸素運動が向いています。
現代人の生活では、消費エネルギーよりも摂取エネルギーの方が
約300kcal多いといわれているため、300kcalを消費できる
運動を目安として行ってみましょう。
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運動の種類 |
時間 |
散歩 |
110分 |
ウォーキング |
60分 |
ジョギング |
40分 |
サイクリング |
60分 |
水泳 |
30分 |
縄跳び |
20分 |
体操 |
60分 |
ボウリング |
9ゲーム |
ゴルフ |
1ラウンド |
野球 |
1.5ゲーム |
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@有酸素運動は、脂肪を効率的に燃焼させるため週3回以上、
1000kcal〜1500kcalを目標に行います。
A初めてから20分以上は有酸素運動を行ないます。
B脈拍が1分間に110回〜120回を限度として行ない、
無理がないようなら少しずつ増やしてもよいでしょう。
但し、循環器系の病気がある人は医師に相談してください。
C有酸素運動を行なう時は、食後1時間を過ぎてからにします。
血圧が高い人や狭心症などが起きやすい人は、早朝の運動を
避けて、起床してから1時間以上過ぎて、準備運動を入念に
行なったうえで始めてください。
D汗をかいたら忘れずに、しっかりと水分補給を行ないます。
E体調が悪い時やちょっと不安になった時は無理をしないで
休養をとりましょう。
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